なぜ
こんなタイトルにしたかというと
家のリフォームの過程を
素敵に演出する
有名な番組がありました
匠たちによって
手を加えられ
完成した家を見て
涙ぐむ家族
それはきっと
感動の結果なのだろうと
私は信じて疑いませんでした
それがまさか
悔し涙だなんて
夢にも思わなかったのです
20年ほど前
番組制作に
関わっていた人に
話を聞く機会がありました
事実をお話すると
心から喜んで
ありがとう
と言ってくれた人は
片手で数えるくらいしかいず
ほとんどの人は
自分が願った通りには
ほどんどならず
それどころか
残してほしい場所も
無視され
なぜ
こんな家になってしまったんだろう?
と
完成後には
呆然とするのだとか
でも
番組側からは
笑ってください
と言われる
この話を聞いた時
なんじゃそりゃ?
と唖然としてしまいました
建設業を営むものとして
施工主の願いを聞くのは
もちろんだし
細かい打合せを互いにしながら
完成を目指します
施工主が望まない完成形なんて
あってはならないこと
番組の視聴率を
いかに上げるかだけ考え
作られているのだと実感
まあ
施工者の服装を
少し見ただけで
あ
この人プロじゃない
ということも
一度や二度では
ありませんでしたけどね
今ではすっかり
テレビの情報を
疑ってみるようになってしまいましたw