歩車分離信号
ってご存知ですか?
車側が青の時は
歩行者の信号はどちらも赤
歩行者の信号が青の時は
車側の信号はどちらも赤
スクランブル交差点が
イメージしやすいかもしれません
最近できた新しい道路に
この歩車分離信号が出来ました
実は
この歩車分離信号が広がったのは
ある交通事故が原因だと知りました
今から30年前
小学生の男の子が
トラックに轢かれて亡くなったそうです
その時の信号は青
青で渡り始めた時に
左折してきたトラックに
巻き込まれたのです
両親は悲しみに暮れ
涙を流す日々だったそう
でも
帰ってこない息子を
いつまでも悲しむより
同年代の子供達を守るために
自分たちができることを
始めようと決めたそうなのです
それが
全国での講演会であり
歩行者を守る
歩車分離信号の拡大
だったそうなのです
そういえば
新しく歩車分離信号が
出来た場所は
小学校の近くでした
この歩車分離信号を設置してから
交通事故が
4割減ったデータもあるといいます
歩車分離信号は
待ち時間が長めになりますが
子供を守りたい
という願いのもとに設置された
と思ったら
待つくらいなんでもないな
と思えてきました