病気になってから
人の言葉に
敏感になったように感じます
それだけ
自分の中では
気にしてたんですね
いくら治療法が
確率されているとはいえ
癌という病気になると
心が弱るのを感じます
そんなときの
人の言葉は
心に突き刺さったり
有り難かったりするのです
化学療法という
自分にとって未知で恐怖を
感じている事に対して
はじめが一番辛いらしいよ
や
だんだんと辛くなっていくらしいよ
この言葉は
私にとって不安になるだけでした
自分が体験したことや
こちらが答えてほしい事
ではない言葉って
自分の心の状態で
こんなに不安になるものなんだ・・・
と改めて感じました
私も
今まで誰かの事を
言葉というナイフで傷つけて
きたのかもしれません
一方で
勇気づけられた言葉も
ありました
しんどいときは言ってね
どんどん手伝うから
無理しないでね
や
温泉に沢山入って
身体を癒やしてね
こんな言葉は
とても有り難く
心にすっと入ってきました
鬱の人に
頑張ってね
が禁句のように
病気になって
一番頑張っているのは
本人自身であるし
何より
不安でいっぱいなのです
今回の自分の病気がなかったら
私も気づけなかったことでしょう
自分の経験でなければ話さない
答えが欲しいのでなければ
聞きかじりの知識で話さない
今更ながら
そんな事を
学んだ気がしました