(25)私のこと 言葉と人間関係

(25)私のこと 言葉と人間関係

病気になってから

人の言葉に

敏感になったように感じます

 

それだけ

自分の中では

気にしてたんですね

 

いくら治療法が

確率されているとはいえ

 

癌という病気になると

心が弱るのを感じます

 

そんなときの

人の言葉は

 

心に突き刺さったり

有り難かったりするのです

 

化学療法という

自分にとって未知で恐怖を

感じている事に対して

 

はじめが一番辛いらしいよ

だんだんと辛くなっていくらしいよ

 

この言葉は

私にとって不安になるだけでした

 

自分が体験したことや

こちらが答えてほしい事

ではない言葉って

 

自分の心の状態で

こんなに不安になるものなんだ・・・

と改めて感じました

 

私も

 

今まで誰かの事を

言葉というナイフで傷つけて

きたのかもしれません

 

一方で

勇気づけられた言葉も

ありました

 

しんどいときは言ってね

どんどん手伝うから

無理しないでね

 

 

温泉に沢山入って

身体を癒やしてね

 

こんな言葉は

とても有り難く

 

心にすっと入ってきました

 

鬱の人に

頑張ってね

が禁句のように

 

病気になって

一番頑張っているのは

本人自身であるし

 

何より

不安でいっぱいなのです

 

今回の自分の病気がなかったら

私も気づけなかったことでしょう

 

自分の経験でなければ話さない

 

答えが欲しいのでなければ

聞きかじりの知識で話さない

 

今更ながら

 

そんな事を

学んだ気がしました