血の轍 7

いつも楽しみにしているコミックの一つ

「血の轍」

7巻を早速読んでみました。

(血の轍って何?っていう方はこちら)

https://ja.wikipedia.org/wiki/血の轍_(漫画)

押見修造さんという人は

何故こんなにも人間の中の本質を描き出すのが上手いのだろう

彼の絵を見ていると

自分の中のドロドロしたものを

わしづかみにされている感覚がある。

所詮人間というものはこうなんだよ。と

否応なくこれでもかと畳みかけてくる。

押見さんも

自分の中のものを絞り出しながら書いているという。

だからどんなラストになるのか

どんな風に進んでいくのか

自分の中でも分らないそうで

でも、これを書き上げたら

もう書かないかもしれないとも言っていた。

「毒親」

「モンスターペアレント」

そんな簡単な言葉では言い表せない

「血の轍」の中に出てくる「ママ」

逃げ場のない息子も随分と狂気を自分の中で育ててしまっている。

作者がこの作品に対して

どんな終わり方をするのか?

興味がとてもあります。

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